2017.12.14
息を吹き込む瞬間
一本のリングが出来上がるまでにはたくさんの工程があります。
リングが”モノ”として存在するためには、デザイナーのデザインのみならず
それを実際の形にする”原型”という工程があります。
デザイナーの思い描く形に忠実でありながらも
リングとして折れたりしないようしっかりとした”モノ”にするため
微調整を繰り返しひとつのリング原型を仕上げていきます。
もしここで少しでも曲げ具合や太さに誤差がでてくると
デザイナーのつくりだした雰囲気とは違うものになってしまうのです。
原型の工程とは、華やかさはないかもしれないですが
原点といえるデザインに”息を吹き込む”とても大切な工程です。
今日もアトリエにて原型を仕上げております。
少し気が早いですが、これからの新作もぜひ楽しみにして頂ければと思います。